「日本書紀」神武天皇即位前紀戊午年六月二三日条にみえる、天皇軍が登ったという「熊野神邑」の
昭和三一年(一九五六)神倉神社社殿改築に伴う石垣補修を契機として、ごとびき岩の周辺三ヵ所から、平安末期の鏡面毛彫馬頭観音像・亀甲文双雀鏡・常滑刻線文経壺・瓦製経筒・水晶念珠親玉納入青磁合子、鎌倉時代の金銅十一面観音像・懸仏愛染明王像、室町時代の一字一石経石など総計三〇〇点の仏教関係遺物が出土。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...