神座(読み)シンザ

デジタル大辞泉 「神座」の意味・読み・例文・類語

しん‐ざ【神座】

神体を安置する場所神霊の降ってくる定まった場所。

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精選版 日本国語大辞典 「神座」の意味・読み・例文・類語

しん‐ざ【神座】

  1. 〘 名詞 〙 神霊を招請して安置する神聖な場所。これには、社殿内陣中央浜床、その上には厚畳(あつだたみ)を敷き、そこへ帳台を安置し、そのまん中に茵(しとね)を作り設け、霊代(たましろ)を上に奉り、さらに御被(おぶすま)でおおった御帳台、そのほかに、磐座(いわくら)神籬(ひもろぎ)など種々の様式がある。
    1. [初出の実例]「神輿神木神坐の本尊共に入洛有べしと(ののし)りければ」(出典太平記(14C後)四〇)

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デジタル大辞泉プラス 「神座」の解説

神座(かみくら)

鹿児島県、株式会社尾込商店が製造する芋焼酎

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世界大百科事典(旧版)内の神座の言及

【神楽】より

…神前で神をまつるために演じられる神事芸能で,奏楽,唱歌,舞踊,演劇などさまざまな芸態がある。〈かぐら〉というよみ方については,神座(かむくら)の音韻転化とする説(折口信夫)が定説化している。神楽の字の用例は《万葉集》の諸歌に〈神楽波(ささなみ)の滋賀〉などとあり,〈ささ〉とよむこともあった。…

※「神座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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