日本歴史地名大系 「神明門前」の解説
神明門前
しんめいもんぜん
芝神明の東に位置する同社門前地。
寛永年中(一六二四―四四)からしだいに神主・禰宜の所持する地面に町屋が建てられるようになり、寺社奉行支配となった。沿革図書によると延宝年間(一六七三―八一)の図には「神明門前丁」とみえる。正徳三年(一七一三)八月に増上寺表門通りが広道となった際、南側の南北二間・東西五〇間余、一〇一坪余の地面が用地として召上げられ、神田に代地を与えられて
神明門前
しんめいもんぜん
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報