神田宗兵衛(読み)かんだ そうべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神田宗兵衛」の解説

神田宗兵衛 かんだ-そうべえ

?-1838 江戸時代後期の商人
摂津三田(さんだ)藩(兵庫県)の御用商人神田家の婿となり,同家をつぐ。有馬郡三輪村に窯をきずき,陶工内田忠兵衛に青磁をやかせた。三田焼創始者天保(てんぽう)9年9月24日死去。摂津河辺郡(兵庫県)出身本姓小池通称は惣兵衛ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神田宗兵衛」の意味・わかりやすい解説

神田宗兵衛
かんだそうべえ

[生]?
[没]文政12(1829)
三田焼 (さんだやき) の創始者,摂津三田村の豪商天明1 (1781) 年京都と肥前の陶工を招いて製陶を開始享和1 (1801) 年,明朝風の青磁を創出し,三田青磁の名を高めた。

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