精選版 日本国語大辞典 「神谷寿貞」の意味・読み・例文・類語 かみや‐じゅてい【神谷寿貞】 室町後期の商人。博多の人。寿禎とも書く。明から銀の精錬技術を輸入し、石見(いわみ)銀山を発見。鉱石から金、銀、銅を分析する方法に成功し、巨富を得る。生没年未詳。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神谷寿貞」の意味・わかりやすい解説 神谷寿貞かみやじゅてい 戦国時代,博多の貿易商。明,朝鮮の銀採掘の技術を導入し,大永6 (1526) 年頃より石見銀山の採掘に従事。天文2 (33) 年には白銀の精錬に成功して銀の生産高を増大させ,巨富を築いた。孫の宗湛も貿易商人として活躍した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
旺文社日本史事典 三訂版 「神谷寿貞」の解説 神谷寿貞かみやじゅてい 生没年不詳戦国時代,博多の貿易商人石見 (いわみ) 銀山を開発した。また,朝鮮から灰吹 (はいふき) 法を導入したとされる。 出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報