コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

福良津 ふくらのつ

2件 の用語解説(福良津の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

福良津【ふくらのつ】

能登半島西岸,石川県志賀町にあった湊。古代には渤海(ぼっかい)国使の帰国船の造船,修理,係留,出航の基地として機能した。772年渤海への帰国の途についた渤海国使一行などが遭難して能登国に漂着したため,〈福良津〉で休養したという。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ふくらのつ【福良津】

古代の港。能登半島の西岸,石川県羽咋郡富来町福浦に比定される。《続日本紀》に772年(宝亀3)に,渤海からの使節を送る途中の船が暴風にあい,福良津に漂着したことを記す。《三代実録》に883年(元慶7)の勅として,北陸道の海岸に着いた渤海客は,帰還の船を福良泊の近くの山の材でつくるので,みだりに大木を伐採してはならない旨を定めたことを載せている。【千田 稔】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

福良津の関連キーワード九十九湾能登金剛能登島能登半島能登半島国定公園七尾羽咋見附島永光寺とぎ海街道

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone