デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秀存」の解説 秀存 しゅうぞん 1788-1860 江戸時代後期の僧。天明8年生まれ。浄土真宗。東本願寺の高倉学寮で深励(じんれい)に師事。のち江戸増上寺の照阿,寛永寺の慧澄,高野山の芳英から倶舎(くしゃ),天台,華厳(けごん)などをまなぶ。嘉永(かえい)4年(1851)本山の命により,教義に異義をとなえた頓成(とんじょう)らをとりしらべた。万延元年閏(うるう)3月27日死去。73歳。美濃(みの)(岐阜県)出身。俗姓は小島。号は一蓮院。著作に「華厳五教章講義」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例