私行(読み)シコウ

精選版 日本国語大辞典 「私行」の意味・読み・例文・類語

し‐こう‥カウ【私行】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 個人の私生活上の行為。また、内密の行為。
    1. [初出の実例]「詩人夫妻の私行を訐(あば)いた冊子」(出典田舎教師(1909)〈田山花袋〉一五)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐有度〕
  3. 私的な目的による外出。また、しのび歩き。微行。おしのび。
    1. [初出の実例]「警蹕者、〈略〉近衛司誡諸人之義也、卿相公達私行之時、誡諸人者、卿相皆隠」(出典:江談抄(1111頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「私行」の読み・字形・画数・意味

【私行】しこう

個人の行い。

字通「私」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む