精選版 日本国語大辞典 「秘色」の意味・読み・例文・類語
ひ‐しょく【秘色】
〘名〙 ⇒ひそく(秘色)
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…その後,東晋以降は成形・釉調にも弛緩があらわれ,隋・初唐の7世紀にはまったく低迷してしまう。ところが,中唐の8世紀後半以後になって,再び隆盛過程をあゆみはじめ,晩唐から五代(9~10世紀)にかけて〈秘色(ひそく)〉とよばれた絶妙な青磁を完成するのである。北宋11世紀に入ると,しばらくは優位をたもっていたが,11世紀中ごろから台頭してきた浙江省南部の竜泉窯にその主流の座をうばわれ,12世紀以降は一地方窯に堕してしまった。…
※「秘色」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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