種姓(読み)シュセイ

デジタル大辞泉 「種姓」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐せい【種姓】

すじょう(種姓)

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精選版 日本国語大辞典 「種姓」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐しょう‥シャウ【種姓】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゅじょう」とも ) ひとが生まれつき属している階級家柄氏素姓。すじょう。しゅせい。
    1. [初出の実例]「今昔、天竺に一人の人有り。種姓(しゅしゃう)は高けれども身貧くして世を過すに力无し」(出典今昔物語集(1120頃か)四)

しゅ‐せい【種姓】

  1. 〘 名詞 〙しゅしょう(種姓)〔音訓新聞字引(1876)〕 〔史記‐匈奴伝〕

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改訂新版 世界大百科事典 「種姓」の意味・わかりやすい解説

種姓 (しゅせい)

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旺文社世界史事典 三訂版 「種姓」の解説

種姓
しゅせい

ヴァルナ,⇨ カースト

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普及版 字通 「種姓」の読み・字形・画数・意味

【種姓】しゆせい

素姓

字通「種」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の種姓の言及

【インド】より

…これらの古典によれば,クシャトリヤたる王はバラモンの補佐を受けて統治し,国土と人民を保護し,その報酬として租税を享受する。王の職務として強調されたのは,太古から伝えられた法を実践し,とくにバルナ(種姓)の混乱を防ぎ,バルナによる社会秩序を維持し確立することであった。王の地位は世襲的であるが,長男子継承の原則は必ずしも定まっておらず,王子たちは中央・地方の要職を占め,女帝も例外的に知られている。…

【バルナ】より

…インド社会の四大身分(階級)の呼称。種姓と訳される。バルナとは本来〈色〉を意味する語であったが,アーリヤ人のインド進入当時,肌の色が支配者,被支配者の区別を示していたために〈身分〉〈階級〉の意味が加わり,その後〈種姓〉の意味に使われるようになった。…

※「種姓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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