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稲舟の イナブネノ

デジタル大辞泉の解説

いなぶね‐の【稲舟の】

軽小な稲舟の意から「軽(かろ)」、また同音の「いな」を引き出す序詞
「最上川のぼればくだる―いなにはあらずこの月ばかり」〈古今・東歌〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

いなぶねの【稲舟の】

( 連語 )
同音の「いな(否)」を引き出す序詞。 「最上川上れば下る-いなにはあらずこの月ばかり/古今 東歌」 〔枕詞とする説もある〕
〔「稲舟のいなにはあらずしばしばかり」という慣用表現から〕
条件付きの承諾の意。承知したがしばらく待ってほしい。 「せうそこつかはしける女のもとより-といふことを返事にいひ侍りければ/後撰 恋四詞
「しばし」を引き出す序詞のように使う。 「如何せむわが身くだれる-しばしばかりの命たえずは/拾遺 雑下

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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