稽留熱(読み)ケイリュウネツ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「稽留熱」の意味・わかりやすい解説

稽留熱
けいりゅうねつ

発熱がある場合には、熱型の観察が臨床上とくに重要であり、体温が持続的に上昇して、毎日の変動が1℃を超えないものを稽留熱、1℃以上を超えて変動し、低いときでも正常体温にまで達していないものを弛張(しちょう)熱、正常体温以下にまで下がるものを間欠(かんけつ)熱、また、不規則な波状的発熱を繰り返す場合を波状熱と表現している。熱性疾患はかなり特有な熱型を示すことが多く、稽留熱の代表的な疾患は腸チフスとされる。

渡辺 裕]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「稽留熱」の意味・わかりやすい解説

稽留熱【けいりゅうねつ】

1日の体温差が1℃以内の高熱の続く状態。肺炎,腸チフス,ワイル病,日本脳炎などにみられる。→熱型
→関連項目弛張熱

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む