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 ねつ heat

翻訳|heat

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


ねつ
heat

物体に出入りしてその温度を変化させるエネルギー。たとえば,温度の異なる2物体を接触させ,高温物体が冷えて低温物体が暖まるときに,前者から後者へ移るエネルギーが熱である。昔は,熱は不変不滅な元素の1種と考えられ,熱素と呼ばれ,物体が含有する熱素の多少によりその温度の高低が定まるとされた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ねつ【熱】

あついこと。肌に感じるあつさ。気候などの暑さ。また、高い気温。「を逃がす」「を加えて調理する」
病気などによる平常以上の体温。「三八度のが出る」
物事に打ち込むこと。ある事に精神を集中させること。熱意。「のこもった議論」「もっとを入れて勉強しろ」
ある対象に夢中になること。「旅行が高まる」「サッカー
物体の温度差の原因となるもの。高温の物体から低温の物体へ移動するエネルギーの流れ。分子原子の運動に関連するエネルギーの一形態。
熱病」の略。

ねつ【熱】[漢字項目]

[音]ネツ(呉) [訓]あつい
学習漢字]4年
温度が高い。あつい。「熱気熱帯熱湯熱風
温度を高める力。あつさ。「熱源熱量火熱暑熱焦熱耐熱地熱電熱放熱余熱
体温のあつさ。「熱病解熱(げねつ)発熱微熱平熱
ある事に感情を高ぶらせる。「熱愛熱意熱演熱狂熱中熱望熱烈狂熱情熱
熱病。「産褥熱(さんじょくねつ)猩紅熱(しょうこうねつ)
[難読]稲熱病(いもちびょう)

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百科事典マイペディアの解説

熱【ねつ】

熱力学的には,温度の異なる2つの物体が接触すると必ず高温のほうから低温のほうへ移行するエネルギー。一物体に止まっている間は厳密には熱とはいわず内部エネルギーという。

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栄養・生化学辞典の解説

 (1) 温度の違う二つの物体が接触するときに温度の高い方から低い方へ移るエネルギー.(2) 体幹温度が上昇する現象で,発熱サイトカインが働いて急性期反応物質が生成し,免疫系が活性化されるという特徴がある.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

ねつ【熱 heat】

温度の異なる物体があると必ず高温のほうから低温のほうへエネルギーが移る。このエネルギーが熱であり,したがって熱はエネルギーの一形態,正確にいうとエネルギーの移動における一形態である。
[熱とは何か]
 熱は人間の生活にきわめて深いかかわりがあるが,熱についての認識は力学などに比べるとはるかに遅れて進歩した。熱とは物体を暖める,あるいは熱くする何かであると考えられていたであろう。昔から太陽,火,摩擦運動,動物熱などがおもな熱源としてあげられている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ねち【熱】

熱病。 「くすしどもに問ひ侍れば、-などにやおはすらむとなむ/宇津保 国譲中

ねつ【熱】

あついこと。あつさ。
病気などで普段より高くなった体温。 「 -が下がる」
一つの事に夢中になって、高ぶった気持ち。また、興奮した状態。 「話に-がこもる」
熱病。 「己は-を病んでゐるやうに、気が遠くなつて/青年 鷗外
〘物・化〙 温度の高い系から温度の低い系にエネルギーが移動するときのエネルギーの移動形態の一つで、力学的な仕事や物質の移動などにはよらないもの。内部エネルギーを変化させる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のの言及

【発情】より

…〈さかり(heatまたはrut)〉ともいう。広義には動物が交尾可能な生理状態にあることをいうが,狭義には成熟した哺乳類の雌が,雄の接近を許し,交尾に応じることのできる生理状態にあることをいう。…

【エネルギー】より

…上式は保存力のときは,位置エネルギーまで含めた力学的エネルギーが物体の運動の際,状態が変わっても変化しないという(力学的)エネルギー保存の法則(エネルギー保存則)である(実質的にはJ.L.ラグランジュによって1811年に与えられた)。
[熱とエネルギー]
 力学的エネルギーの保存則は現実には満たされない場合が多い。現実の運動にはかならず摩擦や粘性抵抗などが関係し,保存力以外の力(非保存力)を考えねばならないからである。…

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