空け(読み)ウツケ

デジタル大辞泉 「空け」の意味・読み・例文・類語

うつけ【▽空け/▽虚け】

《動詞「うつ(空)ける」の連用形から》
1 中のうつろなこと。から。からっぽ。
2 愚かなこと。ぼんやりしていること。また、そのような者。まぬけ。
「余りに頼効たのみがいなき―の罪を」〈鏡花・註文帳〉
[類語]虚脱・放心・自失・呆然・茫然自失・唖然・上の空

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精選版 日本国語大辞典 「空け」の意味・読み・例文・類語

うつけ【空・虚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「うつける(空)」の連用形の名詞化 )
  2. ① 中がからっぽなこと。から。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「跡かたなきそら事を信じて、こころ空虚(ウツケ)となり」(出典:談義本・当世下手談義(1752)四)
  3. ② ぼんやりしていること。また、そのような者。まぬけ。おろか者。
    1. [初出の実例]「学者にりこんにこざかしうみえて大うつけのあはうなことあると云心ぞ」(出典:玉塵抄(1563)八)
    2. 「うつけには薬がないと笑ひし時」(出典:咄本・醒睡笑(1628)七)

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