竹の園(読み)タケノソノ

デジタル大辞泉の解説

たけ‐の‐その【竹の園】

竹の生えている園。竹林(ちくりん)。竹の園生(そのう)。ちくえん。
《中国の漢代、梁(りょう)の孝王が、東庭に竹を植えて修竹苑と称したところから》皇族の異称。竹の園生
「伝へ来て世々に変はらぬ―身にうき節を残さずもがな」〈新千載・雑中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

たけのその【竹の園】

佐賀の日本酒。酒名は、昭和天皇の即位を祝し、気品ある酒造りを目指して皇族を意味する「竹の園」と命名。大吟醸酒、本醸造酒などがある。平成16、17年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦、西海134号、レイホウ。仕込み水は多良(たら)岳山系伏流水。蔵元の「矢野酒造」は寛政8年(1796)創業。所在地は鹿島市高津原。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

大辞林 第三版の解説

たけのその【竹の園】

竹の生えている園。竹林。竹園。
〔「西京雑記」に、漢代、文帝の子の梁りようの孝王の御苑を竹園と呼んだとあることから〕 皇族の異称。たけのそのう。 「 -まがきの菊の匂ふ袖/壬二集」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

たけ【竹】 の 園(その)

① 竹の生えている園。竹藪。竹の園生竹園(ちくえん)
※新千載(1359)雑中・一九〇四「つたへきて世々にかはらぬ竹のその身にうきふしを残さずもがな〈承覚法親王〉」
② (中国、漢の時代、梁の孝王の庭園に竹を多く植え、修竹苑と名づけたところから) 皇族をいう。竹の園生。竹園。
※御室五十首(1198頃)「色かへぬ竹の園なる鶯はいくよろづ代の春をまつらん〈藤原公継〉」

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