第一生命保険(読み)だいいちせいめいほけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第一生命保険」の意味・わかりやすい解説

第一生命保険
だいいちせいめいほけん

生命保険会社。1902年矢野恒太中心に日本最初の相互組織の生命保険会社として創立された。1932年に保有契約数高で 10億円を突破して,日本生命保険に次ぐ業界第2位となった。1941年昭和生命の契約を継承。第2次世界大戦後の 1947年,金融機関再建整備法に基づき,基金を増額して新発足した。1968年の本社機能の大井本社(神奈川県足柄上郡大井町)への一部移転は企業の都会脱出第1号として話題となった。2010年には相互会社から株式会社に転換し,第一生命保険株式会社となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「第一生命保険」の解説

第一生命保険

正式社名「第一生命保険株式会社」。略称「第一生命」。英文社名「The Dai-ichi Life Insurance Company, Limited」。保険業。明治35年(1902)日本で最初の相互会社組織を採用し、「第一生命保険相互会社」として設立。平成22年(2010)株式会社に組織変更。本社は東京都千代田区有楽町。生命保険業。大手生命保険会社の一角東京証券取引所第1部上場。証券コード8750。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android