範憲(読み)はんけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「範憲」の解説

範憲 はんけん

1247-1340* 鎌倉-南北朝時代の僧。
宝治(ほうじ)元年生まれ。法相(ほっそう)宗。興福寺法印大僧都尊憲の子。参議藤原宗雅の猶子正安(しょうあん)元年興福寺別当となり,三蔵院をひらく。以後,同別当を4回つとめた。この間,乾元(けんげん)2年に僧正,徳治(とくじ)2年に大僧正となった。暦応(りゃくおう)2=延元4年12月17日死去。93歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android