粗菓(読み)ソカ

デジタル大辞泉 「粗菓」の意味・読み・例文・類語

そ‐か〔‐クワ〕【粗菓】

粗末な菓子。人に菓子をすすめるときなどに謙遜していう語。
[類語]菓子和菓子洋菓子茶菓子銘菓名菓茶請けお茶請けスナック菓子餅菓子駄菓子生菓子半生菓子蒸し菓子焼き菓子打ち菓子打ち物干菓子ひがし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 お茶 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「粗菓」の意味・読み・例文・類語

そ‐か‥クヮ【粗菓】

  1. 〘 名詞 〙 粗末な菓子。また、人に菓子をすすめる時に、謙遜していう語。
    1. [初出の実例]「どうです粗菓(ソクヮ)だが一つ御撮(おつま)みなさい。岐阜柿羊羹」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android