デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「粟田口善法」の解説 粟田口善法 あわたぐち-ぜんぽう ?-? 室町-戦国時代の茶人。村田珠光(1423-1502)の弟子。「山上(やまのうえ)宗二記」によれば,京都粟田口にすみ,質素をとうとび,燗鍋(かんなべ)ひとつで食事をし,茶をたてたという。のち豊臣秀吉が伊勢(いせ)の釜師辻越後(つじ-えちご)に善法所蔵の茄子(なす)形の手取釜の写しをつくらせたという。本姓は田中。通称は兵部大輔。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by