糠手姫皇女(読み)ぬかてひめのおうじょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「糠手姫皇女」の解説

糠手姫皇女 ぬかてひめのおうじょ

?-664 飛鳥(あすか)時代,敏達(びだつ)天皇皇女
母は伊勢大鹿菟名子(いせのおおかの-うなこ)。押坂彦人大兄(おしさかのひこひとのおおえの)皇子夫人(ぶにん)となり,舒明(じょめい)天皇を生んだ。「あらてひめ」ともよむ。「古事記」では宝王,糠代比売(ぬかでひめの)王という。天智(てんじ)天皇3年6月死去。別名は田村皇女,島皇祖母命(しまのすめみおやのみこと)。

糠手姫皇女 あらてひめのおうじょ

ぬかてひめのおうじょ

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の糠手姫皇女の言及

【押坂彦人大兄皇子】より

…母は息長真手(おきながのまて)王の女広姫。皇子は異母妹糠手姫(あらてひめ)皇女(母は伊勢の大鹿小熊(おおがのおぐま)の女菟名子(うなこ))と結婚し,舒明天皇をもうけた。また別の妃に異母妹小墾田(おはりだ)皇女がおり,その母推古天皇との関係も深かった。…

※「糠手姫皇女」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む