糺す(読み)タダス

デジタル大辞泉 「糺す」の意味・読み・例文・類語

ただ・す【×糺す】

[動サ五(四)]《「正す」と同語源》物事理非を明らかにする。罪過の有無を追及する。「事件真相を―・す」「事の是非を―・す」
[可能]ただせる
[類語]調べる問う取り調べる尋問する審問する査問する詮議せんぎする審理する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「糺す」の意味・読み・例文・類語

ただす【糺・只洲】

  1. 京都市左京区下鴨、高野川鴨川との合流点にあった地名。賀茂御祖(かもみおや)神社下鴨神社)の祭神多多須玉依姫の名によると伝えられる。また、下鴨神社や糺の森のことをいう。〔色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android