高野川(読み)たかのがわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高野川
たかのがわ

京都市北東部を流れる川。鴨川支流。天ヶ岳 (787m) の東麓付近に発し,南流して大原八瀬 (やせ) を経て出町柳 (でまちやなぎ) で鴨川に注ぐ。全長約 21km。水質染色に適し,古くから友禅染水洗いに利用された。

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デジタル大辞泉の解説

たかの‐がわ〔‐がは〕【高野川】

京都市内を流れる淀川水系の一。京都市左京区と滋賀県大津市との境にある途中越(とちゅうごえ)(標高370メートル)付近に源を発して敦賀(つるが)街道(国道367号)に沿って流れ、多くの支流を合わせて左京区田中下柳町で鴨川に注ぐ。長さ21キロ。水質が染色に適しているため下流では友禅染が行われる。流域のほとんどが風致地区

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世界大百科事典 第2版の解説

たかのがわ【高野川】

淀川水系の一つで,京都市左京区を流れる川。左京区大原小出石(こでいし)町の山中に源を発し,大原・八瀬地区を貫流して岩倉川を合し,山端(やまばな)で京都盆地に入り,南西に流れて出町柳で賀茂川に合流し,鴨川となる。延長約20km,流域面積67km2。上流を大原川中流八瀬川とも呼ぶ。高野川の河谷には,京都から大原を経て途中峠を越え,近江朽木に抜けて若狭に至る若狭街道が通じ,古代から重要な交通路であった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

高野川
たかのがわ

京都市左京区を南西流して鴨(かも)川に合流する川。滋賀県境付近の山地に発し、大原、八瀬(やせ)などを経て出町柳(でまちやなぎ)で鴨川に注ぐ。全長約17キロメートル。高野川と比良(ひら)山西麓(ろく)の安曇(あど)川の渓谷を結んで若狭(わかさ)街道(国道367号)が通じ、古くは「京の七口(ななくち)」の一つの大原口が設けられていた。水質が染色に適し、かつては下流で友禅(ゆうぜん)流しが行われていた。[織田武雄]

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精選版 日本国語大辞典の解説

たかの‐がわ ‥がは【高野川】

京都市左京区を流れて鴨川と合流する川。滋賀県との境、途中越の付近に発し、加茂大橋付近で合流。上流域を大原川、中流域を八瀬川ともいう。

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