紀作良(読み)きの さくら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀作良」の解説

紀作良 きの-さくら

?-799 奈良-平安時代前期の官吏
宝亀(ほうき)9年(778)従五位下となる。少判事,右少弁,大学頭(だいがくのかみ)などを歴任,従四位下にすすむ。質直な性格で,朝から晩まで公務にはげんだが,小過容赦なく法をもって糾弾したので,部下ににくまれたという。延暦(えんりゃく)18年1月16日死去。名は「つくら」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android