紅梅千句(読み)こうばいせんく

改訂新版 世界大百科事典 「紅梅千句」の意味・わかりやすい解説

紅梅千句 (こうばいせんく)

俳諧の連句集。松永貞徳ら著。1655年(明暦1)刊。1653年正月,有馬友仙が主催し,貞徳を正客に迎え,正章(貞室),季吟,安静,可頼,政信と執筆(しゆひつ)長久の8人で巻いた千句。書名は巻頭の貞徳発句〈紅梅やかの銀公のからころも〉による。本書は貞門俳諧の到達した一頂点を示す代表的連句作品で,よく流布して版を重ねたが,談林からは,連歌への接近が指摘され,俳諧性が薄いと非難された。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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