紋黄蝶(読み)モンキチョウ

デジタル大辞泉 「紋黄蝶」の意味・読み・例文・類語

もんき‐ちょう〔‐テフ〕【紋黄×蝶】

シロチョウ科のチョウ。早春から出現する。はね開張約5センチ。雄の翅は黄色で、前翅外縁に黒紋、後ろ翅の中央に黄白色の円紋をもつ。雌は黄色と黄白色とがある。幼虫食草ウマゴヤシコマツナギなど。年数回発生し、幼虫の状態越冬 春》

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精選版 日本国語大辞典 「紋黄蝶」の意味・読み・例文・類語

もんき‐ちょう‥テフ【紋黄蝶】

  1. 〘 名詞 〙 シロチョウ科のチョウ。はねの開張約五センチメートル。はねは黄色で、前ばねの外ぶちは黒く、中に大小数個の黄色紋がある。各地に分布し、年数回発生し、早春から晩秋まで見られる。成虫で越冬すると考えられて、越年蝶(おつねんちょう)別名もあるが、実際には大部分幼虫で越冬。幼虫はシロツメクサクサフジレンゲなど多くのマメ科植物を食べる。刺激を与えると口から緑色体液を吐き、体をまるめて地上に落ち死んだまねをする。日本各地、中国からヨーロッパ東部にまで広く分布する。〔日本昆虫学(1898)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「紋黄蝶」の解説

紋黄蝶 (モンキチョウ)

学名Colias erate
動物。シロチョウ科のチョウ

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