紫禁(読み)シキン

デジタル大辞泉 「紫禁」の意味・読み・例文・類語

し‐きん【紫禁】

天帝の居る所の意の「紫微垣しびえん」から》天子居所禁中紫極

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精選版 日本国語大辞典 「紫禁」の意味・読み・例文・類語

し‐きん【紫禁】

  1. 〘 名詞 〙 王宮皇居異称。天帝の居所を紫微垣(しびえん)または禁微宮というのになぞらえていう。
    1. [初出の実例]「紫禁疏佳詔。青陽楽禊風」(出典凌雲集(814)三月三日侍宴〈賀陽豊年〉)
    2. [その他の文献]〔謝荘‐宋孝武宣貴妃誄〕

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普及版 字通 「紫禁」の読み・字形・画数・意味

【紫禁】しきん

王宮。紫禁城。唐・杜甫〔兵馬を洗ふ〕詩 春復(ま)た冠冕に隨うて入り 紫禁正にの繞(めぐ)るに耐へたり

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