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羊飼いの礼拝 ひつじかいのれいはいAdoration of the shepherds

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

羊飼いの礼拝
ひつじかいのれいはい
Adoration of the shepherds

キリスト教美術の主題。『ルカによる福音書』2章8~20によれば,イエス・キリスト誕生のとき,その知らせはまずベツレヘムの町の郊外で終夜家畜の群れを守っていた羊飼いたちに天使によってもたらされた。彼らは急ぎ町に行き,ヨセフとマリアのかたわらに幼児イエスが布に包まれ,飼葉桶の中に横たえられてあるのを見出し,これを拝してから神を賛美しつつ帰っていった。一連の降誕図像のうちでは「東方三博士の礼拝」とともに,最も早くから採用された (4世紀の石棺浮彫など) 。 14世紀以降羊飼いたちは次第に聖子のかたわら近くにつどい,親しくこれを拝しているように描かれるようになった。作品例は H.グースの祭壇画 (1470,フィレンツェウフィツィ美術館) など。

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