デジタル大辞泉
「羽口」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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は‐ぐち【羽口】
- 〘 名詞 〙
- ① 堤防の斜面。築堤の時、堤の斜面の表面を覆ったり、土出(つちだし)や土手を支えたりするため、萱、竹、俵などを組んだもの。
- ② 溶鉱炉などに熱風を吹き込む口。また、空気だまりを作るための穴か。〔日葡辞書(1603‐04)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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羽口
はぐち
tuyere
高炉,溶鉱炉などの送風吹込み口。羽口面付近は炉中で最も高熱となる部分なので,環状の銅合金水冷函でつくり,中央の孔に送風ノズルを設置する。横断面が円形の高炉では炉容積に応じ周囲に 12~24本,長方形の銅溶鉱炉では側面に 0.7~1m間隔ぐらいに設置し,ノズル後方にのぞき孔をつけて炉内の状況を観察し,あるいは重油,微粉炭などの補助燃料また水蒸気,酸素などの吹込み口とする。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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羽口
金属を溶かす時に風を送りこむふいご(送風機)と炉[ろ]の間に取り付ける風を送る管です。土でできており、中心に風を通す穴があいています。炉にくっつけるものなので、先端に金属や精錬した時に出た精錬かすがついていることもあります。
出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報
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