老練(読み)ロウレン

デジタル大辞泉 「老練」の意味・読み・例文・類語

ろう‐れん〔ラウ‐〕【老練】

[名・形動]多く経験を積んで、物事に慣れ、巧みであること。また、そのさま。老巧。「老練な(の)かけひき」「老練な(の)船乗り」
[類語]上達熟練熟達習熟円熟練熟練達腕を上げる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「老練」の意味・読み・例文・類語

ろう‐れんラウ‥【老練】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 経験を積んで、物事に熟練していること。また、そのさま。老巧。
    1. [初出の実例]「公之雄武老錬、雖太閤其所一レ畏」(出典日本外史(1827)二二)
    2. 「官命を以て老練の兵士に其軍役の年限を重ねしむるの法を定めり」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android