老練(読み)ロウレン

精選版 日本国語大辞典 「老練」の意味・読み・例文・類語

ろう‐れんラウ‥【老練】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 経験を積んで、物事に熟練していること。また、そのさま。老巧。
    1. [初出の実例]「公之雄武老錬、雖太閤其所一レ畏」(出典日本外史(1827)二二)
    2. 「官命を以て老練の兵士に其軍役の年限を重ねしむるの法を定めり」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android