円熟(読み)エンジュク

精選版 日本国語大辞典 「円熟」の意味・読み・例文・類語

えん‐じゅくヱン‥【円熟】

  1. 〘 名詞 〙 人格、知識、技芸などが十分に発達して、豊かな内容をもつこと。
    1. [初出の実例]「御手紙殊に八居御高作被下候。数回吟翫候処に、皆々円熟少も存寄無之候」(出典:白石先生手簡(1725頃)八)
    2. 「円熟(ヱンジュク)して深厚趣味を体して」(出典:野分(1907)〈夏目漱石〉六)
    3. [その他の文献]〔図絵宝鑑‐賞鑒〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「円熟」の読み・字形・画数・意味

【円熟】えんじゆく

熟達する。

字通「円」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む