


(じ)(ひげ)の初文とみている。〔段注〕に「須(ひげ)なり」と改め、その象形であるという。〔説文〕の
(たい)字条九下に「罪あるも
(こん)に至らざる
なり」とあり、
とは頭髪を落とす刑、
はその一部を残すので彡(さん)を加えるが、而は
の形である。巫祝にその状のものが多かったのであろう。請雨を需といい、その人を儒という。儒はもとその階層の、特に葬事に従うものであった。
(ぜん)は懦弱(だじゃく)の人、
(たん)は柔毛の生ずる意であろう。而を代名詞や接続詞・助詞に用いるのは、みな仮借義である。
をこの部に属し、耐をその異文とする。〔玉
〕も同じ。而・耐は能と声の通ずる字で、漢碑の〔督郵斑碑〕に「
きを柔らげ爾(ちか)きを而(よ)くす」のような例がある。
・
(耐)・
・
など九字を収め、
(たん)声・需(じゆ)声の字をその別系とする。
・需もまた而の声義を承ける字である。
、乃n
は声近く、代名詞や承接の語として同じく用いる。また如njia、
(若)njiak、然njian、爾njiaiも形容詞を作る語尾、その他の用義法に同じように用い、また汝njia、
n
は乃・如・
・爾とともに代名詞に用いる。これらの用法にはもとその本字とすべきものがなく、象形その他の方法で示しがたいものであるから、みな声を仮借して用いる。
而・閑而・好而・悽而・愴而・殆而・悵而・
而出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...