デジタル大辞泉 「耐」の意味・読み・例文・類語 たい【耐】[漢字項目] [常用漢字] [音]タイ(慣) [訓]たえるもちこたえる。たえる。「耐火・耐久・耐震・耐熱・耐乏・耐用/忍耐」[名のり]つよし 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「耐」の意味・読み・例文・類語 たい【耐】 〘 造語要素 〙 (外圧や刺激などの作用に)もちこたえること。変化を受けないこと。[初出の実例]「耐熱、耐アルコール性の漆等が施してある」(出典:家具の選び方と使ひ方(1943)〈剣持勇〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「耐」の読み・字形・画数・意味 耐常用漢字 9画 [字音] タイ[字訓] たえる[説文解字] [字形] 会意而(じ)+寸。〔説文〕九下に正字をに作り、耐をその重文として録するが、両字は別義の字として用いられる。は、「罪あるも(こん)に至らざるものなり」、耐は「法度の字は寸に從ふ」とされるが、耐は忍耐の意に用いる。〔礼記、礼運〕「故に人耐(よ)く天下を以て一家と爲す」とあり、漢碑の〔督郵斑碑〕に「きを柔らげ、爾(ちか)きを而(よ)くす」とあって、而と通用する。而・耐・能は声近くして通用する字である。[訓義]1. ひげをおとす、ひげをおとす刑。2. たえる、しのぶ、よくする、あたる。3. のり、法度。[古辞書の訓]〔名義抄〕耐 タフ・シノブ・オサフ・ツツム・ナダム 〔字鏡集〕耐 ヤマメ・ヨシ・タフ・オサフ・オヨブ・ナマジヒ・タヘタリ・シノブ・メグム・ヤマズ・ツツム・ナムタ・オサム[語系]耐・能・乃nは同声。忍njin、任njimや而nji、(寧)nyengとも声が通じ、通用することがある。[熟語]耐可▶・耐火▶・耐寒▶・耐久▶・耐罪▶・耐実▶・耐辱▶・耐心▶・耐任▶・耐煩▶・耐面▶・耐用▶・耐冷▶[下接語]罪耐・忍耐 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報