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耕治人 こう はると

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

耕治人 こう-はると

1906-1988 昭和時代の小説家,詩人。
明治39年8月1日生まれ。詩人千家元麿(せんげ-もとまろ)に師事。のち小説に転じ,私小説的な作品で知られる。昭和45年「一条の光」で読売文学賞。56年「耕治人全詩集」で芸術選奨。晩年の作品に「天井から降る哀(かな)しい音」「そうかもしれない」など。昭和63年1月6日死去。81歳。熊本県出身。明治学院卒。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

耕治人
こうはると
(1906―1988)

詩人、小説家。熊本県生まれ。明治学院高等部英文科卒業。千家元麿(せんげもとまろ)に師事し、『耕治人詩集』(1930)、『水中の桑』(1938)などを刊行したが、1939年(昭和14)ごろから小説にも手を染める。ゾルゲ事件を扱った『喪(うしな)われた祖国』(1959)や伝記小説『詩人蘿月(らげつ)』(1964)などの作品もあるが、とくに私小説に彼の本領は発揮されており、読売文学賞を得た『一条の光』(1969)は代表的な作品集である。なお『耕治人全詩集』(1980)によって、81年(昭和56)に芸術選奨を受けた。[大森澄雄]
『『耕治人自選作品集』全1巻(1983・武蔵野書房) ▽大森澄雄著「耕治人」(『私小説作家研究』所収・1982・明治書院)』

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