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肝属平野 きもつきへいや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

肝属平野
きもつきへいや

鹿児島県南東部,大隅半島中部にある平野。肝属川の中・下流域の沖積地で志布志湾西岸の砂丘を含む。東西は鹿屋市街地-肝属川河口の約 15km。北は高隈山地,南は肝属山地に囲まれ,北西方にシラス台地が連なる。大部分が標高 10m以下。肝属川河口付近の東串良町唐仁には百数十の古墳群 (史跡) があり,古墳時代の南九州の文化中心の1つといわれる。平野の大部分は水田地帯で,米を多産。かつては二期作も行われたが,現在は早稲が多く,海岸に近い東部では,トマト,キュウリ,ピーマンなどの園芸農業が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

肝属平野
きもつきへいや

鹿児島県大隅(おおすみ)半島中央部のシラス台地を開析しながら東流する肝属川下流域の沖積低地。志布志(しぶし)湾へ向かって開ける。鹿屋(かのや)市の一部、肝属郡北部、曽於(そお)郡南部が含まれる。古代隼人(はやと)族の居住地で、大小多数の古墳群が分布する。平野の面積は本県最大で、米の産地ともなっている。昭和30年代には二期作が盛んに行われた。[塚田公彦]

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