胄子(読み)チュウシ

精選版 日本国語大辞典 「胄子」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐しチウ‥【胄子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「胄」は世継血筋の意 )
  2. 家督をつぐことになっている子。あとつぎ。よつぎ。また、長男総領
    1. [初出の実例]「良吏胄子。企厭之求、更薄情於宦学」(出典本朝文粋(1060頃)二・封事三箇条〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔書経‐舜典〕
  3. 国子監の学生。
    1. [初出の実例]「伶人枕鼓池頭臥、胄子懐詩壁下蹲」(出典:菅家文草(900頃)二・北堂澆章宴後、聊書所懐、奉呈兵部田侍郎)
    2. [その他の文献]〔潘尼‐釈奠頌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む