デジタル大辞泉 「胞衣」の意味・読み・例文・類語 え‐な【胞=衣】 胎児を包んでいた膜や胎盤など。後産あとざんとして体外に排出される。ほうい。ほうえ。 ほう‐い〔ハウ‐〕【胞衣】 「えな(胞衣)」に同じ。 ほう‐え〔ハウ‐〕【胞▽衣】 「えな(胞衣)」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「胞衣」の意味・読み・例文・類語 え‐な【胞衣・胎衣】 〘 名詞 〙 胎児を包んでいる膜や胎盤などの総称。分娩後に排出される。え。[初出の実例]「其の大碓皇子(をほうすのみこ)。小碓尊(をうすのみこと)。一日(ひとひ)に同(おな)じ胞(エナ)にして双生(ふたこにあれま)せり」(出典:日本書紀(720)景行二年三月(北野本訓)) ほう‐いハウ‥【胞衣】 〘 名詞 〙 胎児をつつんでいる膜と胎盤。えな。ほうえ。[初出の実例]「此夕子剋又誕男児、胞衣不早下」(出典:権記‐寛弘五年(1008)九月二六日)[その他の文献]〔南史‐王敬則伝〕 ほう‐えハウ‥【胞衣】 〘 名詞 〙 =ほうい(胞衣)〔日葡辞書(1603‐04)〕 い‐や【胞衣】 〘 名詞 〙 胎児を包む、膜と胎盤。えな。〔日葡辞書(1603‐04)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「胞衣」の読み・字形・画数・意味 【胞衣】ほう(はう)い 胎衣。えな。〔本草綱目、人一、胞衣水〕(胞)衣地下に埋むること七年、して水と爲る。澄徹氷の如し。南方の人、甘升を以て(こ)れをに和し、して之れを埋む。三五年後掘り出だし、取りてと爲す。字通「胞」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「胞衣」の意味・わかりやすい解説 胞衣 (えな) →後産(あとざん) 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by