胡椒木(読み)こしょうのき

精選版 日本国語大辞典 「胡椒木」の意味・読み・例文・類語

こしょう‐の‐きコセウ‥【胡椒木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ジンチョウゲ科の常緑低木。関東南部以西の本州四国、九州の山地に生える。幹はまばらに分枝して高さ一メートルぐらい。葉は互生し短柄があり厚くやわらかく倒披針形雌雄異株早春、枝先に小さな黄色の四弁花がかたまって咲く。花後、卵形果実を結び赤く熟す。はなちょうじ。からすきしみ。やまりんちょう。〔大和本草批正(1810頃)〕
  3. 植物おにしばり(鬼縛)」の異名。〔大和本草批正(1810頃)〕

こしょう‐ぼくコセウ‥【胡椒木】

  1. 〘 名詞 〙 植物「いわがね(岩根)」の異名。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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