臥遊(読み)ガユウ

精選版 日本国語大辞典 「臥遊」の意味・読み・例文・類語

が‐ゆうグヮイウ【臥遊】

  1. 〘 名詞 〙 横になったまま、山水の絵をながめて、その地に遊んだような気持で楽しむこと。転じて、退屈しのぎなぐさみ
    1. [初出の実例]「勝地如図画、名山愜臥遊」(出典:南郭先生文集‐初編(1727)三・江上雑詩十首)
    2. [その他の文献]〔晁冲之‐僧舎小山詩〕

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普及版 字通 「臥遊」の読み・字形・画数・意味

【臥遊】がゆう(ぐわいう)

画や文によって山水の遊を楽しむ。〔宋書、隠逸、宗炳伝〕山水を好み、を愛す。~疾りて江陵り、じて曰く、~唯だ當(まさ)に懷を澄ませじ、臥して以て之れに游ぶべしと。そ游履する、皆之れを室に圖す。

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