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自我本能 じがほんのう

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大辞林 第三版の解説

じがほんのう【自我本能】

精神分析学の用語。性的本能を抑圧し、自我を社会的環境に適応させる本能。

出典|三省堂
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世界大百科事典 第2版の解説

じがほんのう【自我本能 Ichtriebe[ドイツ]】

S.フロイトの用語。従来〈自我本能〉と訳されてきたが,Trieb(英語ではdrive)の原義からいって〈自我衝動〉ないし〈自我欲動〉とするのが正確である。フロイトは正常人の知覚や学習の現象を研究していた彼以前の心理学者と異なり,臨床医だったので,神経症を問題にした。神経症を説明するためには,葛藤の概念が不可欠であり,葛藤の起源を考えなければならなかった。そこで彼は生物学から個体保存本能と種族保存本能の概念を借用し,前者を〈自我本能〉,後者を〈性本能(性衝動,性欲動)〉と呼び,両者の対立が神経症の病因的葛藤であると考えた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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