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臭化アンモニウム しゅうかアンモニウムammonium bromide

世界大百科事典 第2版の解説

しゅうかアンモニウム【臭化アンモニウム ammonium bromide】

化学式NH4Br。無色立方晶系の結晶。高温では岩塩型構造。137.8℃で低温型の塩化セシウム型構造に転移し,さらに低温でゆがんだ塩化セシウム型構造に変わる。辛味がある。塩化アンモニウムNH4Clと同様に,加熱により解離,昇華する。比重2.43。屈折率1.7108。水100gへの溶解度69.7g(15℃),145.6g(100℃)。エチルアルコール,エーテル,アセトン,液体アンモニアに可溶。水溶液は臭素と反応し,付加化合物NH4Br3(三臭化アンモニウム)をつくりやすい。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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