デジタル大辞泉
「色の白いは七難隠す」の意味・読み・例文・類語
色の白いは七難隠す
肌の色が白ければ、少しくらいの欠点は隠れて、美しく見える。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典
「色の白いは七難隠す」の意味・読み・例文・類語
いろ【色】 の 白(しろ)いは=七難(しちなん)[=十難(じゅうなん)]隠(かく)す
色白の
女性は、少しぐらい醜い点があっても、目立たない。
※
浮世草子・
世間娘容気(1717)一「色
(イロ)の白きは十難
(ナン)かくすとて、
生地(きぢ)にてかんにんのなる顔にも
白粉をぬりくり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
色の白いは七難隠す
色白の女性は、他の欠点を補って余りある魅力がある。
[使用例] 色の白いのは七難隠すと、昔の人も言った。しかしながら、ただ色が白いというのみで意気の鈍い女の顔は、黄いろく見えるような感がする[泉鏡花*三つの色々・白い下地|1912]
[解説] 「七難」は仏教用語の七難ではなく、さまざまな難点という意味。「七」は数が多いだけでなく、多様なことを表す象徴的な数です。
〔異形〕色の白いは十難隠す
出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報