精選版 日本国語大辞典 「色身」の意味・読み・例文・類語
いろ‐み【色身】
〘名〙
① 色っぽい身ぶり。粋な身のこなし。
※洒落本・禁現大福帳(1755)三「惣て色身(イロミ)を遠ざけ」
※歌舞伎・助六廓夜桜(1779)「モシモシ、門兵衛さん、揚巻さんに色身(イロミ)で逢はうとは、よい思ひつきの悪い思案の」
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…しかしその場合でも,法(真理)の絶対性は失われず,仏は真理の体現者(如来,すなわち如=真理に来至し,また如より来至する者)とされている。仏の本質は法そのもので(法身),諸仏はその具体的顕現である(色身)。一方,修行の目標としての悟りを,絶対者たる法との合一に求めるのは,バラモン正統派のベーダーンタ学派が主張する〈梵我一如〉とも共通する神秘主義であるが,ことにこれは後期に発達した密教において著しい。…
※「色身」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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