日本歴史地名大系 「芥川宿」の解説
芥川宿
あくたがわしゆく
南東流する芥川にほぼ直交する西国街道(山崎通)の、芥川東詰を中心に形成された宿。
〔中世〕
芥川宿の形成を直接明示する史料はないが、西大寺叡尊の「感身学正記」弘安六年(一二八三)一〇月の記事に「十日、下向芥河摂津国島上郡、自十一日三ケ日、於地蔵堂、説十重戒意、十四日、二百九十人授菩薩戒」とみえ、叡尊が当地で二九〇人の衆生に菩薩戒を授けて、夕方
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報