花大根(読み)ハナダイコン

精選版 日本国語大辞典 「花大根」の意味・読み・例文・類語

はな‐だいこん【花大根】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「はなだいこ」とも ) 花の咲いた大根。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「大原や日和定まる花大根」(出典:山廬集(1932)〈飯田蛇笏〉明治四四年)
  3. アブラナ科の多年草。ヨーロッパおよび西アジアの原産で、鑑賞用として栽培する。園芸植物としては二年草として扱う。初夏紅紫色白色などの花が咲き、芳香がある。
  4. しょかつさい(諸葛菜)」の俗称。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む