諸葛菜(読み)ショカツサイ

デジタル大辞泉 「諸葛菜」の意味・読み・例文・類語

しょかつ‐さい【諸葛菜】

アブラナ科一年草。高さ30~60センチ。根は白くまっすぐ伸び、葉はダイコンに似る。3~5月藤色の4弁花を総状につける。中国原産江戸時代渡来むらさきはなな。はなだいこん。 春》足元にともるむらさき―/時彦

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「諸葛菜」の意味・読み・例文・類語

しょかつ‐さい【諸葛菜】

  1. 〘 名詞 〙 アブラナ科エゾスズシロ属の一年草。高さ一〇~五〇センチメートル。中国原産で江戸時代に移入された。漢名三国時代諸葛孔明にちなむ。四、五月ごろに紅紫色の四弁花をひらく。俗にハナダイコンの名で呼ばれることもあるが別種。《 季語・春 》

しょかつ‐な【諸葛菜】

  1. 〘 名詞 〙 植物かぶ(蕪)」の異名。〔農業全書(1697)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「諸葛菜」の解説

諸葛菜 (ショカツサイ)

植物。オオアラセイトウ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android