花山院家賢(読み)かざんいん いえかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花山院家賢」の解説

花山院家賢 かざんいん-いえかた

1330-1366 南北朝時代公卿(くぎょう)。
元徳2年生まれ。花山院師賢(もろかた)の子。北朝では従三位,権(ごんの)中納言文和(ぶんな)4=正平(しょうへい)10年(1355)南朝につかえて権大納言となり,内大臣にすすんだ。号は妙光寺。歌は「新葉和歌集」にはいる。貞治(じょうじ)5=正平21年5月死去。37歳。
格言など】筏(いかだ)おろす佐保の川風吹きぬらしうきて流るる秋の夕霧(「新葉和歌集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android