花山院家賢(読み)かざんいん いえかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花山院家賢」の解説

花山院家賢 かざんいん-いえかた

1330-1366 南北朝時代公卿(くぎょう)。
元徳2年生まれ。花山院師賢(もろかた)の子。北朝では従三位,権(ごんの)中納言文和(ぶんな)4=正平(しょうへい)10年(1355)南朝につかえて権大納言となり,内大臣にすすんだ。号は妙光寺。歌は「新葉和歌集」にはいる。貞治(じょうじ)5=正平21年5月死去。37歳。
格言など】筏(いかだ)おろす佐保の川風吹きぬらしうきて流るる秋の夕霧(「新葉和歌集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む