花柚(読み)ハナユ

デジタル大辞泉 「花柚」の意味・読み・例文・類語

はな‐ゆ【花×柚】

ユズ一種。香りがよく、花や皮を酒や吸い物に入れて用いる。はなゆず 夏》吸物にいささか匂ふ―かな/子規

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精選版 日本国語大辞典 「花柚」の意味・読み・例文・類語

はな‐ゆ【花柚】

  1. 〘 名詞 〙(ゆず)の一種。果実は柚よりも小さく、花・莟・果実の皮の切片を酒や吸い物に入れたり、料理の付け合わせに用いたりしてその香気を賞する。はなゆず。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「たばね牛蒡に花柚(ハナユ)などさげて」(出典浮世草子好色一代男(1682)三)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「花柚」の解説

花柚 (ハナユ)

学名Citrus hanayu
植物ミカン科の常緑低木,園芸植物

花柚 (ハナユ)

植物。ミカン科の常緑小低木,園芸植物,薬用植物。ユズの別称

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