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葛湯 クズユ

大辞林 第三版の解説

くずゆ【葛湯】

葛粉に砂糖をまぜ、熱湯をかけてよく練った食べ物。主として幼児食・病人食。 [季] 冬。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

葛湯
くずゆ

デンプン、またはかたくり粉の水溶きに砂糖を加え、熱湯を注ぐか、鍋(なべ)で煮てどろりとさせた飲み物。体が温まることと、葛の発汗作用などから、かぜの初期に用いるとよいといわれてきた。成分的には、純粋のデンプンに砂糖を加えただけのもので、取り立てて特徴のあるものは含まれていないが、抹茶、牛乳、オレンジジュースなどを加えてつくることができ、その分の栄養分が補足される。寒いとき、体を温めるには、腹にもたれずよい飲み物である。[河野友美]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の葛湯の言及

【片栗粉】より

…現在ではほとんど生産されず,片栗粉の市販品はジャガイモやトウモロコシのデンプンの精製品である。葛粉(くずこ)の代用として葛湯にしたり,和菓子の材料とされるほか,あんかけ,揚物などの料理に用いられる。小林一茶は《父の終焉日記》(1801)の中で,〈かたくりなど練りて〉と,葛湯にして病床の父に勧めたことを記している。…

※「葛湯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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