(読み)ショウ

デジタル大辞泉 「蕉」の意味・読み・例文・類語

しょう【蕉】[漢字項目]

人名用漢字] [音]ショウ(セウ)(呉)(漢)
植物の名。バショウ。「芭蕉
松尾芭蕉ばしょうのこと。「蕉風蕉門

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「蕉」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 15画

(旧字)
16画

[字音] ショウ(セウ)
[字訓] ばしょう

[説文解字]

[字形] 形声
声符は焦(しよう)。〔説文一下に「生の(あさ)なり」とあり、のまだ練治しないものをいう。〔玉〕に「なり」とみえる。また巴(はしよ)ともいうのは、その原音を伝えるものであろう。〔本草綱目〕には甘蕉という。南方ではその繊維をもって蕉布を織った。

[訓義]
1. あさ、きあさ。
2. ばしょう。
3. 雑草、雑草をかる。
4. 焦と通じ、こげる。
5. 樵と通じ、たきぎ。
6. 憔と通じ、やつれる。

[古辞書の訓]
名義抄 バセヲバ

[熟語]
蕉衣蕉火・蕉蕉紗蕉衫蕉邪蕉書蕉悴蕉扇蕉葉・蕉
[下接語]
蕉・甘蕉・紅蕉・翠蕉・庭蕉・蕉・敗蕉・緑蕉

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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