(読み)シベ

デジタル大辞泉 「蕊」の意味・読み・例文・類語

しべ【×蕊/×蘂】

雄しべ雌しべ。ずい。
ひも・緒などのふさもとにつける飾り。
[類語]花蕊かずい花心雌蕊めしべ雄蕊おしべ雌花雄花子房柱頭花粉受粉

ずい【蕊】[漢字項目]

[音]ズイ(漢) [訓]しべ
〈ズイ〉花の、しべ。「雌蕊雄蕊
〈しべ〉「雄蕊雌蕊
[補説]「蘂」「蕋」は俗字

ずい【×蕊/×蘂】

種子植物の、雄しべ雌しべ。しべ。

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精選版 日本国語大辞典 「蕊」の意味・読み・例文・類語

ずい【蕊・蘂】

  1. 〘 名詞 〙しべ(蕊)
    1. [初出の実例]「好是銀塩多結蘂、応丞相欲一レ羹」(出典菅家文草(900頃)一・早春陪右丞相東斎同賦東風粧梅)
    2. [その他の文献]〔張衡‐南都賦〕

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